1. トップ
  2. ドライアイス洗浄機
  3. エアーコンプレッサーについて

ハイブリッドドライアイスブラスト洗浄機(Hybrid Dry Ice Blasting)-White Wolf

ハイブリッドドライアイス洗浄機

エアーコンプレッサーについて

何馬力?

従来のドライアイス洗浄機の推奨は30馬力以上

従来のドライアイス洗浄機では、ブロワのみ、又はエアーコンプレッサーのみの方法でしか、ドライアイスを吹き付ける事が出来ませんでした。 しかし、弊社のハイブリッドドライアイス洗浄機は、ブロワのみでドライアイスを吹き付ける方法とエアーコンプレッサーを 併用したブロワ+エアーコンプレッサーを使用しドライアイスを吹き付ける2通りの方法があります。
ドライアイス洗浄機は、エアーコンプレッサーを使用したタイプが主流ですので、どのタイプもドライアイス洗浄機本体に、 別途エアーコンプレッサーが必要です。
では、どれ程の馬力が必要かと言うと、ほとんどのドライアイス洗浄機の仕様には、 30馬力(22kw)以上のエアーコンプレッサーと書かれています。このタイプより馬力が小さいタイプでも可能ですが、 推奨は30馬力となっている所が多いようです。

なぜドライアイス洗浄機では30馬力が必要なのか?

A社のドライアイス洗浄機の仕様を見ると、空気流出量(m³/min)0.5~3.5となっています。このA社のドライアイス洗浄機を最大限に生かすには、 空気流出量が3.5m³/min必要と言う事です。
3.5m³/minと言うのは3500ℓ/minになります。 この3500ℓ/minの吐出量を出せるエアーコンプレッサーと言うのは実際は35馬力のコンプレッサーになります。 35馬力のエアーコンプレッサーはどの様なものか?と言う事で、Google検索を行うと、一番最初に出てきた株式会社カイノスのホームページを見ると、 吐出空気量が3.5m³/minとなっているのが分かります。
他社のドライアイス洗浄機がなぜ、30馬力以上の物が必要かと言うと、 ドライアイス洗浄機を最大限に生かす為には、空気量が3.5m³/min必要だからです。
ちなみに、35馬力のエアーコンプレッサーですが、 先程のサイトを参考に見ると、PDS125SC-5B1で、全長1580mm、全幅890mm、全高1060mm、質量650kgとなっています。

ノズル径により決まる吐出量

従来のドライアイス洗浄機では、エアーコンプレッサーからのエアを使用しドライアイス洗浄機本体からドライアイスを搬送し、 ノズルから高速でドライアイスを噴射させています。ドライアイスとエアが一緒に搬送され、尚且つ、 ノズルからドライアイスを噴射させなければならないので、ノズルの径は小さく出来ません。あまり小さくするとドライアイスが搬送できないからです。
株式会社明治機械製作所 のホームページを見ると、ノズル径が7mmの時、0.6MPaで3,124ℓ/minの空気量が必要となっています。ノズル径が8mmの時は0.5MPaで3,500ℓ/min必要です。 このようにノズル径が大きくなると必要な空気量も多くなります。また、同じ圧力の場合は、 ノズル径を小さくしなければ使用できなくなります。
そのために従来のドライス洗浄機では、ほとんどの機種の最小ノズル径は6mmを使用しています。ですが、標準ノズルでは、だいたい、 7~8mmのノズルを使用しているのでそれに必要な空気量が3,000ℓ/min以上となり、推奨が30馬力以上のエアーコンプレッサーとなります。

弊社の推奨コンプレッサー

弊社のハイブリッドドライアイス洗浄機に必要なエアーコンプレッサーは、短時間仕様であれば5馬力(3.7kw)(要エアタンク) から使用可能です。
エアーコンプレッサーを選ぶ際に必要なのは、空気量(吐出量)です。
通常、企業にあるエアーコンプレッサーの能力は約0.5MPa~0.79MPaだと思いますが、だいたい、0.6MPa前後の使用だと思います。
弊社のピンポイントノズルを使用したドライアイス洗浄機では、エアーコンプレッサーからのエアーノズル内径は4mmです。 先程ご紹介した株式会社明治機械製作所のホームページを見ると、内径4mmの時、0.6MPa時に必要な空気量は1020ℓ/minとなっています。 本来は10馬力のエアーコンプレッサーでも対応可能ですが、エアーコンプレッサーは基本的にある程度余裕があった方がよいので、 弊社では、吐出量1.5㎥/minある15馬力(11kw)のエアーコンプレッサーを推奨しています。
もちろん、20馬力、30馬力、50馬力以上のエアーコンプレッサーを使用しても構いません。ノズル径4mmの中を通る空気量と馬力は関係ありません。 同じ0.6MPaであれば、1020ℓ/minは変わりません。50馬力になったからと言って、2000ℓ出る訳ではありません。ただし、 能力が大きい方が安定した空気量が出せ、エアーコンプレッサーに掛かる負荷が少なくなります。
短時間の使用であれば、5馬力(3.7kw)から使用可能ですが、別途エアータンクが必要です。弊社で主に試験で使用しているエアーコンプレッサーは、 ANEST IWATA製 CFP37CB-8.5(生産終了)5馬力 吐出空気量 375L/min タンク容量 39Lと言う製品です。エアタンクはANEST IWATA製  SAT-220C-140と言う製品です。 (参照:ANEST IWATA CFPシリーズ

有限会社エアーリメイクス_ロゴ