ハイブリッドドライアイスブラスト洗浄機(Hybrid Dry Ice Blasting)-White Wolf
ハイブリッドドライアイス洗浄機って何ですか?
「ハイブリッド」と言う新しい発想
従来のドライアイス洗浄機は、エアーコンプレッサーを使用したタイプとブロワを使用したタイプのドライアイス洗浄機がありました。 ハイブリッド方式は、ブロワを標準仕様とし、さらにエアーコンプレッサーを併用することにより、 「ブロワ+エアーコンプレッサー」と言う今までにない「ハイブリッド」と言う新しい発想のドライアイス洗浄機が生まれました。 エアーコンプレッサーをプラスする事により、最大でブロワ単体よりも約2倍のパワーを得られ、洗浄能力が格段にアップします。
新たなるハイブリッドへの挑戦
旧ハイブリッド方式では、圧縮空気を動力源とし、吹き飛ばし・吸い込み・搬送ができる装置(参照:オオサワ&カンパニー
ワンダーガンW101)を使用していました。この装置を使用する事により、エアーコンプレッサーから供給された圧縮空気は吐出時に数倍に増幅されます。
しかし、この装置には欠点がありました。直径10mmの筒の中や、凹凸、狭い場所の洗浄には極めて弱かったのです。その為に、デモに行く度に、
「もう少し威力があれば・・・」と幾度無く言われました。
ある日のデモに伺った先で、高さ5cm程の物に貫通している直径10mm程の穴の中を洗浄したのですが、やはり無理でした。
今迄ノズルの改良については散々考えましたが、理論上不可能でしたので諦めていましたが、「もう少しノズルを細くできれば・・・」
と言う話になり再びノズルの改良に着手。これ以上ノズルを細く出来ないか・・・と更に試行錯誤し、今まで使用していたエア増幅装置による
ハイブリッド方式を止める事を決意。そして、新たなハイブリッド方式として新型ノズル、「ピンポイントノズル」の開発に至りました。
(特許申請中)
新型ハイブリッド方式の仕組み
新型ハイブリッドドライアイス洗浄機では、新型ノズル(特許申請中)を使用し、旧ハイブリッドドライアイス洗浄機よりも、
パワーがあり、狭い場所も洗浄可能となりました。 新型ノズルでは、エアーコンプレッサーからのエアーを最大限に生かし、
それによる吸引効果を利用し、ブロワからのエアーと共にノズルの先から粉砕したドライアイスを噴射させます。
旧ハイブリッド方式のようにいくつもの穴から噴射されたエアーにより起こる負圧による吸引効果により大量のエアーを吸引して噴射する構造ではなく、
エアーコンプレッサーからの圧力を出来るだけ損なう事なく、さらに、ブロワからのエアーをプラスする事により、
エアーコンプレッサー単体の物よりもパワーが強くなります。その為、通常のドライアイス洗浄機よりも小型の
エアーコンプレッサーの使用が可能になりました。