ハイブリッドドライアイスブラスト洗浄機(Hybrid Dry Ice Blasting)-White Wolf

WW-100は家庭用100V電源が使用可能なタイプです。100Vタイプでありながら最大風量3m³/min、
最大制圧11kPaと100Vタイプとしては、最強クラスのMinebea社製※9
100Vタイプの高圧ブロワを搭載しています。
WW-200は業務用として開発。単相200V使用で、最大風量5m³/min、
最大静圧25kPaと小型サイズのブロワとしてはハイパワーのMinebea社製
200Vタイプの高圧ブロワを搭載。
※9ここでは「高圧」と表記されていますが、
エアーコンプレッサータイプと比べると「低圧」になります。11kPa⇒0.011MPa になります。一見するとかなり弱いと思われますが、
100Vタイプとしては強力なブロワになります。
White Wolfは、ブロワ一体型構造でありながら従来のドライアイス洗浄機よりも軽量化を実現。ドライアイアス洗浄機は重たいと言う概念を払拭し、 今迄は困難であった2階や3階へも楽に運べます。ストッパー付キャスターが付いているので移動も容易です。
今までのドライアイス洗浄機は騒音がひどく、中には120dBを超えるものもあります。120dBと言うのは「 ジェット(飛行機)エンジンの近く」
であり、作業者はもちろん、近くにいるだけでも騒音に悩まされます。WW-100は本体から室外測定において、1m離れた場所でブロワを最大風量で、
一番音が出る吸気口側での測定で74dBと、比べ物にならない低騒音を実現しました。70dBでは「かなりうるさい」レベルですが、
少し離れるだけでも騒音は格段に少なくなります。住宅街で使用しても、それほど気にはならないでしょう。
(参照:日本騒音調査ソーチョー
騒音値の基準と目安)
※エアーコンプレッサーを使用する場合は、
使用するエアーコンプレッサーの性能により騒音は異なります。エアーコンプレッサーを使用すると騒音レベルは増加します。
従来のドライアイス洗浄機は、30馬力のエアーコンプレッサーに対応する為に、ドライアイス洗浄機本体からのホースは圧力に耐える為、
太く、重い物を使用しています。その為、ホースを持つだけでも重労働になっていました。また、
ホースが重い事で、操作性もあまりよくありませんでした。
しかし、White Wolfは、構造上重たいホースを使用する必要が無いので、
他のドライアイス洗浄機よりも圧倒的に軽く、作業者の負担も軽減されます。
旧ハイブリッドドライアイス洗浄機 White Wolfは、エア増幅装置を使用していたので、エアーコンプレッサーからのエアーは、
手元のガンに接続していました。しかし、新型ハイブリッドドライアイス洗浄機 White Wolfは、本体にエアー接続口を配備。
エアーは、内臓された電磁弁によりON・OFFが可能となりました。また、手元には、手動の弁を取り付け、
エアーの調節が可能となりました。
トラブ発生時は、手元の押しボタンスイッチを離すだけでエアーコンプレッサーからのエアーも、ブロワからのエアーも自動停止します。
※上画像では接続口が突出していますが、デモ用に接続口を変更できるようにしているためです。
ドライアイス洗浄機は2種類の接続方法があり、一つは「クイック継手」で、もう一つが「ワンタッチカプラ」です。詳細につきましては、
こちらの「デモテストについて」をお読み下さい。
従来のドライアイス洗浄機では、洗浄に必要な空気量が多いので、一般的に使用されているワンタッチカプラが使用できません。しかし、
弊社開発のハイブリッドドライアイス洗浄機は、ワンタッチカプラも使用可能です。
※ワンタッチカプラを使用する際は洗浄能力が若干弱くなります。
旧ハイブリッドドライアイス洗浄機 White Wolfや、従来からあるドライアイス洗浄機には、ドライアイスを置く場所に非常に困りました。 移動をする度にドライアイスが入った容器も一緒に移動させなければなりませんでした。しかし、新型ハイブリッドドライアイス洗浄機 White Wolfは、 通常配送される10kgのドライアイスペレットが入った発泡スチロールを置くための台を設置。これにより、 ドライアイスペレットも同時に移動出来るようになりました。少量のドライアイスペレットを利用し、 移動しながら洗浄を行う環境では大変楽に移動できるようになりました。台はドライアイスペレット以外の物も置くことが可能です。 移動する際のホース置き場等にも使え大変便利です。