お掃除機能付きエアコンやその他エアコンの分解方法は下記のページにありますので、そちらも参考にして下さい。画像をクリックで分解説明ページに移動します。
•パナソニック(旧ナショナル)製エアコン分解方法CS-40RJX
•シャープ製エアコン分解方法AY-Z28VX-w
•シャープ製エアコン分解方法AY-A22SE-W
ここでは、お掃除機能のついていない、また、余計な物がついていない、昔からあるシンプルなエアコンの分解方法を説明していきます。
外観は綺麗に見えるエアコンですが、中は意外と汚れているものです。
事故の元になりますので、安全の為に必ずエアコンのコンセントを抜いてから作業を行いましょう。
まずは、エアコンのフィルターを取り出す為に、前面のカバーを開けましょう。通常は左右に開く為の取っ手の様な出っ張りがありますのでそれを手前に引けば開きます。
前面のカバーを開けたら中のフィルターを取り外しましょう。通常は手前に引き出せば外れます。
フィルターは掃除されていて綺麗ですが、フィルターを外すと・・・中の熱交換器に埃が溜まっているのが見えます。フィルターを洗浄しても、あらゆる隙間から埃は進入しますので中の熱交換器には埃が溜まります。
エアコンのカバーを外す為には通常ネジ止めされています。ネジを外さなければなりません。通常は上記画像の下の丸印の2箇所にネジがカバーに隠れています。この機種の場合は中心にもあり3箇所あるタイプになります。
エアコンのカバーは通常上部にツメがついており簡単に外れない構造になっている機種多くありますので無理にカバーを外して壊さないように気を付けてください。
カバーを外すと、この様な感じになります。エアコンの汚れが丸見えになり、如何に汚れているかが分かります。
ドレンパンが外せないエアコンの場合はここで終了です。エアコンを洗うためにはこの後、風向きを変えるルーバーを取るのですが、これも取れる機種と取れない機種があります。また、シンプルなエアコンでも風向きを変えるためのモーターが複数付いている機種もありますので、洗い時に水が掛からないように注意が必要です。
お掃除機能の付いたエアコンは、分解が非常に難しくなっています。特に2015年頃前後製から更に分解が難しい機種が増えています。安易に触れなく、フィルター交換だけでも高齢者には難しい構造になっています。前面パネルも容易に外せません。お掃除機能の付いたエアコンをご購入の方は基本的にフィルター以外は何もしない方が無難です。構造が複雑なので少しのことで故障の原因になりますのでお気を付けください。