エアコン分解方法
注意：エアコンの分解は自己責任でお願い致します。分解したことにより、故障等が起きた事に関しては一切の責任は持てません。予めご了承下さい。
今回使用したエアコンは、
日立製エアコン RAS-A28G
というタイプのエアコンです。それでは早速分解していきましょう。Let’s 分解！
今回は取り外してあるエアコンの分解の画像ですが、実際に壁に取付けてある場合は、分解する前に必ず電源プラグ(コンセント)を抜いてから作業を行ってください。
フロントパネルを開、左右上方にあるアームの右側を外側に押して手前に引き、次に左側のアームを外側に押して手前に引くと外れます。
フィルターを外します。
上画像の赤丸で囲った位置にねじが付いています。
端子台カバーのねじは2本ありますので、2本とも外し、端子台カバーを外します。
化粧カバーの上部に赤丸で囲ったような場所が３箇所あります。ここはツメがあるので噛んでいる部分を手でカバーを押すようにすると簡単に外れます。
通常は上部のツメを外し、化粧カバーを手前下向きに引くと化粧カバーが外れますが、この機種は内部に隠すように化粧カバー中央にツメが付いています。初めて外す際は固いので少し強く手前に引くと外れます。
これで化粧カバーが外れました。
上下風向板を外す前に、モーターを外します。モーターを外さなくても作業は出来ますが、モーターを外した方が作業をしやすいので、ここではモーターを外しての作業になります。モーターを外すと言っても、ねじを1本外すだけです。
エアコンの右側に上下風向板を動かすためのモーターがあります。横から見ないと分かりませんが、赤丸の位置にねじがありますので、このねじを外します。外すだけで構いません。
まず、上下風向板の左側を外します。外し方は、上下風向板を内向きに、本体を外側に引き離すように力を入れると、上下風向板が外れます。この時、無理に力を入れすぎると割れる可能性がありますので、注意して下さい。
動画では、左側を外したら同時に右側も外れていますが、最初に外すと、右側は付いていると思いますので、上下風向板を左方向に引くと、モーターから外す事ができます。
上下風向板を外す事ができました。
左右風向板を外します。左右風向板は、上画像のようについています。一見すると外せないような感じですが、簡単に外す事ができます。
上画像の矢印のように、上方向に引っ張れば抜けます。一つずつ丁寧に抜いて行きましょう。
※左右風向板は、非常に脆いので劣化等で触るだけでボロボロになる場合があります。取り扱いには十分注意をして下さい。
分解終了です。お疲れ様でした。
この状態になりようやくエアコンクリーニングが開始できます。
今回はドレンパンが本体と一体化されているエアコンでしたが、上下と左右の風向板を外すことにより、クリーニングがしやすく、綺麗になります。テレビCMやチラシなどで、ドレンパンを外してなかったり、ドレンパン一体化の場合でも、風向板の部分を外してなかったりしている業者がいますが、ドレンパンは外れなくても、風向板は外れない機種もありますが、基本的に外さないと綺麗にクリーニングはできません。良いクリーニング業者は必ず外して洗浄を行っています。
これは、他のお掃除機能付きエアコンと比べると、シンプルなエアコンですが、初めての場合は難しいと思います。エアコン分解クリーニング、頑張って下さい！
分解に自身が無い方はお気軽に弊社までご連絡下さい。
以上の説明を動画にしましたので、ご確認下さい。実際は数分程で分解できます。
エアコンクリーニング講習も行っていますので、お気軽にご相談下さい。