除草剤

•試験期間:2022年7月30日~8月30日
•方法:除草を行う場所、1m×1mの場所を用意し、除草効果を確かめます。また、任意の場所において、除草効果が比較出来る場所で試験を行います。除草を行う範囲に、水をまき、そこにドライアイスペレットを万遍なくまき散らします。その他の場所には任意の量のドライアイスペレットを撒きます。
•ドライアイスペレット使用量:1平米あたり、約6~8kg
試験結果は概ねドライアイスペレットによる除草効果を確認できました。また、一部植物には効果がない事も判明しました。ドライアイスペレットによる除草効果が目に見えてくるのは、3日~1週間後に効果が現れました。
1m×1mの領域の場所の除草を行いました。
中心の植物は、寒冷に強い植物のようで、後の別の場所の試験でも枯れませんでした。
ドライアイスペレットを散布した箇所は90%以上の植物が枯れており、除草ができています。
一部雑草が生え始めましたが、これは試験場所:No.3の雑草と同じ種類です。このNo.3では枯れていますので、この雑草にはドライアイスを集中して与えるのが効果があるようです。
ドライアイスペレットを撒いてから1か月経過しました。一部新しく雑草が生えていますが、約8割以上は、雑草が生えていない状態を維持しています。
草刈りを行って2週間程経過した場所で行いました。この場所は水を撒かずに直接ドライアイスペレットを散布しています。
No.2の場所では、7日後には、新しく雑草が生えて来ています。これは、水を最初に撒かなかったことと、ドライアイスペレットを撒く量が少なかったことが原因と考えられます。
根を掘り返すと、その部分に凹みができ、草刈りを行っても毎回生えてくるのでこの植物は毎回困っています。試験用にちょうど良いのがありましたので、効果があるか試験を行いました。最初に軽く水を撒いた後、ドライアイスペレットを散布しています。
6日経過後には、完全に枯れているのが分かります。30日後に新たな新芽が出てきましたので、この種類の除草効果は約1か月だと思われます。