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除草剤

除草剤

ドライアイスペレットによる除草効果:前編

除草効果前編

試験方法

•試験期間:2022年7月30日~8月30日
•方法:除草を行う場所、1m×1mの場所を用意し、除草効果を確かめます。また、任意の場所において、除草効果が比較出来る場所で試験を行います。除草を行う範囲に、水をまき、そこにドライアイスペレットを万遍なくまき散らします。その他の場所には任意の量のドライアイスペレットを撒きます。
•ドライアイスペレット使用量:1平米あたり、約6~8kg

試験結果概要

試験結果は概ねドライアイスペレットによる除草効果を確認できました。また、一部植物には効果がない事も判明しました。ドライアイスペレットによる除草効果が目に見えてくるのは、3日~1週間後に効果が現れました。

試験結果詳細

試験場所:No.1

1m×1mの領域の場所の除草を行いました。

20220730
杭の間隔が1mあります。
2022年7月30日撮影
20220730_2
ドライアイスペレットを約6kg散布後
2022年7月30日撮影
20220731
1日経過
2022年7月31日撮影
20220801
2日経過
2022年8月1日撮影
20220802
3日経過
2022年8月2日撮影
20220803
4日経過
2022年8月3日撮影
20220805
6日経過
2022年8月5日撮影
20220806
7日経過
2022年8月7日撮影

中心の植物は、寒冷に強い植物のようで、後の別の場所の試験でも枯れませんでした。
ドライアイスペレットを散布した箇所は90%以上の植物が枯れており、除草ができています。

20220816
17日経過
2022年8月16日撮影
20220816_2
上赤丸部分拡大
2022年8月16日撮影

一部雑草が生え始めましたが、これは試験場所:No.3の雑草と同じ種類です。このNo.3では枯れていますので、この雑草にはドライアイスを集中して与えるのが効果があるようです。

20220830
30日経過
2022年8月30日撮影

ドライアイスペレットを撒いてから1か月経過しました。一部新しく雑草が生えていますが、約8割以上は、雑草が生えていない状態を維持しています。

試験場所:No.2

草刈りを行って2週間程経過した場所で行いました。この場所は水を撒かずに直接ドライアイスペレットを散布しています。

no2_20220730
中心の棒より左側にドライアイペレットを散布します。
2022年7月30日撮影
no2_20220730_2
約2kgのドライアイスペレット散布後
2022年7月30日撮影
no2_20220731
1日後
2022年7月31日撮影
no2_20220801
1日後
2022年8月1日撮影
no2_20220802
2日後
2022年8月2日撮影
no2_20220807
7日後
2022年8月7日撮影

No.2の場所では、7日後には、新しく雑草が生えて来ています。これは、水を最初に撒かなかったことと、ドライアイスペレットを撒く量が少なかったことが原因と考えられます。

試験場所:No.3

根を掘り返すと、その部分に凹みができ、草刈りを行っても毎回生えてくるのでこの植物は毎回困っています。試験用にちょうど良いのがありましたので、効果があるか試験を行いました。最初に軽く水を撒いた後、ドライアイスペレットを散布しています。

no3_20220730
コンクリートの亀裂部分に生えています。
2022年7月30日撮影
no3_20220730_2
約250g程のドライアイスペレットを散布
2022年7月30日撮影
no3_20220731
1日経過
2022年7月31日撮影
no3_20220801
2日経過
2022年8月1日撮影
no3_20220802
3日経過
2022年8月2日撮影
no3_20220803
4日経過
2022年8月3日撮影
no3_20220805
6日経過
2022年8月5日撮影
no3_20220830
30日経過
2022年8月30日撮影
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赤丸の部分に新芽が見られます。
2022年8月30日撮影

6日経過後には、完全に枯れているのが分かります。30日後に新たな新芽が出てきましたので、この種類の除草効果は約1か月だと思われます。

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