昨年の10月にハイブリッドドライアイス洗浄機が完成し、早くも1年が経ちます。
完成後も思考錯誤し、修正を繰り返して、ますます良い物になってきました。
前回の改良により、ドライアイスの詰まりが解消されましたが、その分、ドライアイスの吐出量が減ってしまい、洗浄能力が落ちてしまいした。
そこで、ドライアイスを破砕する為のモーターの回転数を上げて、ドライアイスの使用量をアップし、洗浄能力をアップさせる事にしました。
改正前
ドライアイス破砕スピード 200回転/分 1kg:約1分25秒
改正後
ドライアイス破砕スピード 400回転/分 1kg:約1分
となりました。
詰まりを解消させたので、改正前の1kg:約1分25秒も正確に計った訳ではありませんが、実際は1分40秒以上だったと思います。
一気に2倍のスピードアップになりましたので、その分ドライアイスの消費量が多くなりました。しかし、消費量がアップしたと言う事は、洗浄能力もアップしたと言う事です。
では、実際にどれ位早くなったのかを見てみましょう。
今回のテストは、サンプルのデモで使用したドライアイスの残りを使用しました。前日が雨だった事もあり、残りが僅かだったので、このテストを行う分だけしかありませんでした。
ドライアイスも2日目でしかも高湿度なのでドライアイスの状態はあまりよくありませんが、このようにスピードはアップしています。
参考に以前ご紹介したコンプレッサーを使用した時の動画と比較してみましょう。下記の動画をご覧下さい。
上の動画はコンプレッサーを使用していません。下の動画はコンプレッサーを使用しています。
コンプレッサーを使用していないのですが、コンプレッサーを使用した時よりも早くラベルが剥がせています。
では、コンプレッサーを使用した時のスピードは?
実は、前日にコンプレッサーを使用した動画を撮っています!雨の為に湿度でドライアイスにより白く煙の様に見える水蒸気が晴れの日よりも多く見られます。
撮影時は煙が多すぎて何処を撮っているのか全く分かりませんでした。ドライアイスの当て方も悪かったです。それでも、時間を見ると30秒程で殆ど取れているのが分かります。
1年掛かりましたが、1年前と比べるとどんどん良い物になってきました。
100Vタイプなので洗浄スピードこそ従来のドライアイス洗浄機には劣りますが、それでも十分な威力があります。
ご興味のある方は是非お気軽にご連絡下さい!