前回動画をアップしましたが、ラベルを剥がす力があまりにも弱く、「おかしいな~?」と思っていました。
ドライアイス洗浄機の開発初期の頃にも同じ洗浄試験を行い、もっとラベルが剥がせていたはずでしたので、過去の動画や画像を調べると、やはり今よりも剥がしていました。
そこで、再度、ノズルの径や、長さを調整して、同じラベル剥がし試験を行いました。
ドライアイス使用量は前回と同じ、2750回転(137.5/min:1kgで約2分30秒程)で試験です。
すると、前回とあまり変わりがない・・・?
こんなものなのか?
と、前回の試験ではあまり効果が見られなかった、他のノズルを使用すると・・・
?
???
あれ???
めっちゃ剥がしてる!?
前回の試験後に色々思考錯誤し、新しいノズルを作ったのですが、それらは全滅でした。
なぜ、前回と結果が違うのかは、ここでは書けませんが(企業秘密です^^;)、取り敢えず、前回よりも威力がアップし、前回は剥がす事が出来なかったラベルの接着剤の部分も綺麗に剥がす事が出来ました。
前回の画像と比較すると、よく分かると思います。
![]() ラベル剥がし試験(前回) | ![]() ラベル剥がし試験(今回) |
前回の試験では、剥がせなかった部分も全て剥がす事が出来ました。
しかも、時間も前回は約4分30秒掛かっていましたが、今回は約2分40秒程ですので、時間も2分程早くなっています。
前回、東京へデモに行った時は、前回のような威力でしたので洗浄効果が低かったのですが、今回のような威力が出ていれば・・・
これで、エアーコンプレッサーを使用し、ハイブリッドで使用すれば、2分40秒も掛かりません。単純に半分の時間で同じ効果が得られるはずですが、少なくとも、1分は短くなると思います。
これも動画を撮りましたので、動画をご覧下さい。
洗浄対象物とノズルの距離や、ドライアイスの使用量の調整を行えば、もう少し早くラベルを剥がす事が出来そうです。
もしかしたら、もう少しだけ威力を上げる事が可能かもしれませんので、もう少しノズルを研究して、もう一度同じ試験を行いたいと思います。