お掃除機能付きエアコンの実際

お掃除機能付きエアコンが販売されてから10年以上が経過しました。通常のエアコンよりも高価で、面倒くさい掃除が必要ないと言うことで多くの人がお掃除機能付きのエアコンを購入している事と思います。

しかし、その機能は実際に効果があるのでしょうか?

本当にお掃除できているのでしょうか?

お掃除機能が付いているから、エアコンを掃除しなくてもよいのでしょうか?

それらを画像と共にお掃除機能付きエアコンの実際の状態を説明したいと思いまうす。

お掃除機能付きエアコンが販売されてから10年以上が経過しました。通常のエアコンよりも高価で、面倒くさい掃除が必要ないと言うことで多くの人がお掃除機能付きのエアコンを購入している事と思います。

しかし、その機能は実際に効果があるのでしょうか?

本当にお掃除できているのでしょうか?

お掃除機能が付いているから、エアコンを掃除しなくてもよいのでしょうか?

それらを画像と共にお掃除機能付きエアコンの実際の状態を説明したいと思いまうす。

その前に・・・

弊社は、ドライアイス洗浄機を用いてエアコン洗浄を行う事ができる画期的な商品「ハイブリッドドライアイス洗浄:White Wolf」の製造・販売を行っております。ドライアイス洗浄機を使用すると、「水を使わずに」エアコン洗浄を行えます。2019洗浄総合展に出展した際、反響を呼んだ説明用動画をYoutubeにアップしましたので、是非ご視聴ください。

エアコンクリーング動画

画像クリックで動画が見られます

更に、具体的にドライアイス洗浄機でエアコン洗浄をどのようにするのか?を紹介した、天カセ2方向、4方向の動画をアップしました。また、壁掛けは画像のみですが、ドライアイス洗浄機で洗浄する方法が分かると思いますので是非こちらのページもご覧下さい。ドライアイス洗浄機によるエアコン洗浄方法

下の画像は天カセ2方向(ツインファン)の分解・洗浄動画へのリンク画像です。

ドライアイス洗浄機によるエアコン洗浄

画像クリックで動画が見られます

弊社のドライアイス洗浄機にご興味のある方は、お問い合わせページよりお問い合わせください。

お掃除機能付きエアコンは埃だらけ

「お掃除機能が付いているから掃除の必要がない」

と言うのは間違った認識です。お掃除機能はあくまでもフィルターを洗浄する事が目的です。(本体洗浄をうたっているメーカーもありますが・・・)

基本的にエアコンと言うのは、隙間だらけです。その為に、吸い込んだ空気は必ずフィルターを通る訳ではありません。フィルターの隙間や、本体の隙間から空気は吸い込まれます。

お掃除機能が付いているからと、数年間、エアコンのフィルターも何も掃除をしなかったらどうなるかご覧ください。

お掃除機能付きエアコンの汚れ

お掃除機能付きエアコンの汚れ

お掃除機能付きエアコンの埃

お掃除機能付きエアコンの埃

お掃除機能が付いているのにフィンが埃だらけです。

お掃除機能付きエアコンの埃_2

お掃除機能付きエアコンの埃_2

更に別のエアコンですが、こちらもフィンの部分が埃だらけです。

このようにお掃除機能が付いているから掃除の必要が無いと言うことは全くありません。

お掃除機能が付いていても、フィンにこれほど埃はたまるのです。

では、なぜお掃除機能がついているのにこれほど埃がたまるのでしょうか?

衝撃!実は埃が吸われてなかった!?

お掃除機能付きエアコンでは、埃を外に排出するためのファンが内蔵されている事があります。掃除機をイメージしてもらえば分かると思いますが、掃除機の本体がエアコンの中にあり、ホースがついていて、先端のノズルで埃を吸い取ります。(各メーカーにより異なります)

この仕組みが最大の欠点であり、埃が吸われなくなる原因になっています。

原因①:ホースが細い

構造上しかたがないことなのですが、吸い込むホースが細いために、ホースの中で埃がたまり、詰まってしまいます。

埃は塊になりやすく、吸い込んだ時に塊となり、ホースの途中で引っ掛かったり、静電気によりホース内に少しづつ埃が溜まっていき、人間の血管の血栓のようになってしまい、ホースのなかが詰まってしまいます。

原因②:吸込み口が小さい

これも構造上しかたがないのかもしれませんが、フィルターの埃を吸う、掃除機のヘッドの部分の吸込み口が小さいのでここでも埃が詰まりやすくなります。これは、実際に画像がありますので、ご覧下さい。

埃の詰まり-1

埃の詰まり-1

上の赤丸で囲った部分が吸込み口となります。この部分から埃を吸い込んでいます。

構造は、透明のフィルムがロール状に回転し(実際は行ったり来たり往復だと思います)、フィルターの汚れを吸い取っているのだと思います。吸込み口の横にはブラシが付いていて、このブラシで、フィルターの汚れを掻き出しているようです。

しかし、画像を見ると分かるように、吸い込み部分の中は埃で詰まっています。

埃の詰まり-2

埃の詰まり-2

さらに、原因①にもつながりますが、この吸込み口からホースにつなぐ部分にも埃がたまります。

埃の詰まり-3

埃の詰まり-2

このように中が埃でほとんど詰まっています。この状態では、ほとんど埃は吸い取る事ができません。

原因③:排出ホースが曲がっている

普通の掃除機のように、紙パック内に埃が溜まる構造ではなく、埃を外に排出するために、ファンに排出ようのホースがついています。このホース内にも埃がたまります。

ファンは通常向かって左側についているので左側から外に出すタイプならまだましですが、逆の右側に排出ホースを出す場合は、ファン出口からすぐに90度折れ曲がった状態になり、壁の外に出すためにさらに90度曲がることになります。

2か所も90度にまがると、それだけで空気抵抗になります。この部分に埃が溜まりやすくなります。

ホースの埃の詰まり-1

ホースの埃の詰まり-1

ホースの埃の詰まり-2

ホースの埃の詰まり-2

上画像は2台共に右から外に出すタイプです。ホースの奥に埃が詰まっているのが分かります。

原因④:出口の蓋

排出ホースは外にホースを出すので、虫等が入らないように逆止弁のような機能がある蓋が付いています。ホースの方に向かっての風では蓋が閉まり、ホースの中からの風では蓋が開きます。

この構造が仇となり、ホースの中が詰まったり、外からの風圧等で蓋があまり開かなくなると、埃が溜まりやすくなります。

出口の埃

出口の埃

上画像のように出口が埃だらけになります。

以上のように構造上、埃が溜まりやすく、特に寝室など埃の発生が多い場所では埃により中が詰まりやすくなり、結果的に全くお掃除出来ていない状態になります。

しかも、出口が詰まると、空気と言うのは逆流を起こします。その為、ホースのつなぎ目などから空気が漏れ、そこから埃ももれていきます。

結局、埃がエアコン内にひたすら溜まる状態になってしまいます。

お掃除機能はほとんど意味はなかった・・・

以上のように、お掃除機能と言うのは、使い始めでは確かに効果がありますが、フィルター清掃をしないでほったらかしにしておくと、普通のエアコンと同様に埃は溜まります。

結果、通常のエアコンでは、ファイルターを掃除するついでに掃除機でフィンの部分を掃除したり、前面カバーは簡単に外せるので、カバーを外して掃除も楽ですが、お掃除機能付きエアコンは、複雑すぎて掃除は容易ではありません。

結果的にお掃除機能付きエアコンの方が汚れが溜まりやすくなります。

また、お掃除機能は基本的にフィルターの掃除だけです。

ファン、ドレンパン、ルーバーの掃除はしてくれません。

ルーバーは手が届くので自分でもできますが、ドレンパン、ファンの掃除は困難です。
※普通のエアコンでもドレンパンが本体と一体化されているタイプがあるのでお掃除機能付きエアコンに限った事ではありません。

ファンは埃やカビがつきやすい

ファンの汚れ

ファンの汚れ

これは、お掃除機能付きエアコンのファイですが、埃やカビが付いているのがわかります。また、下の部分も埃とカビが付いています。

エアコンのファンは扇風機と同様に静電気が発生し、埃を吸い寄せ、埃が付きやすくなります。

夏は、フィンに水滴が付きますので、湿った空気が埃につき、カビが繁殖しやすい状態になります。

エアコンのファンは扇風機と違い、非常に掃除がしにくい構造になっています。手前にルーバー(風向きを変える部品)があるので掃除は困難です。

また、特にキッチンにあるエアコンは調理に使用する「」をエアコンが吸い込みます。そのため、フィルターにも油が付着し、お掃除機能では埃が取り切れません。

油を栄養としてカビの発生も多くなります。

キッチンの近くのエアコンはお掃除機能がないタイプではなく、普通のエアコンをつけ、こまめに掃除をするのがおすすめです。

プロが選ぶおすすめエアコン

非常によく聞かれる質問が、

どんなエアコンが良いの?

です。基本的には、

色々な機能が付いていないシンプルなエアコン

をおすすめします。ただし、困った事に、シンプルなエアコンの方が電気代が高い傾向にあり、家電量販店などに行けば、お掃除機能付きのエアコンばかりです。

そんな中で、唯一、「これは良い!」と思ったのが、

三菱ルームエアコン 霧ヶ峰Zシリーズ

です。このエアコンは簡単に分解できる非常にすぐれた構造をしており、さらに、お掃除機能も外部排出ではなく、ダストボックス型ですので、ホース内が詰まる事もありません。分解できるので、ファンの清掃も楽に行えます。

詳細は、三菱ルームエアコンのページをご覧ください。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/special/z/clean/

ホースの中まで掃除をしてくれる業者に洗浄依頼をしましょう!

最近のエアコンは、説明してきた古いタイプのエアコンよりも構造がよくできています。しかし、様々な装置・センサーが付いているので正直、洗浄はしたくありません。それほど複雑化されています。お掃除機能付きエアコの掃除は大変なのです。

今回の内容をお読みになった方は、お掃除機能が付いているエアコンの掃除は、ただ、本体の洗浄ではなく、吸い込む所や、ホースの中まで洗浄しなければならないのがお分かりになったと思います。

もし、お掃除機能付きエアコンを洗浄される場合は、本体のみではなく、徹底的に分解し、吸い込み口や、ホースの中も洗浄してくれる業者を選んでください。

本体だけの掃除はでは、本当の掃除とは言えません。ホースの中までしっかりと掃除を行いましょう!

ちなみに、エアコンの分解方法については、

パナソニック(旧ナショナル)製お掃除機能付きエアコン分解手順

をお読み下さい。あまり詳細ではありませんが、分解する手順を説明しております。

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